ときメモGSプレイログ① 守村桜弥編

落とすか……男……。



ときメモGSを知ったのは、去年蘭たんがGS1のプレイ動画を上げたのがきっかけでした*1。それからGS2のプレイ動画も見て、GS3も見て、自分でもプレイしたくなったけどDS版しかないのか~う~んとなっていたところにswitch版移植の報を受けて、今回ようやくプレイに至ったという経緯です。


そういうわけでときメモGSに関してはド級のにわか、ドニワカではあるのですが新規なりにプレイした感想をぼちぼち上げていこうかな~という感じです。よろしくお願いします。

以下守村君ルートのネタバレです。

そういうわけで守村君です。これは園芸部入部時の初登場場面。

最初に攻略するの、誰にするかすごい迷って、葉月君でもいいかなあと思ったりもしたのですが要求パラメータのあまりの高さにおののいてしまい、蘭たんの動画で守村君を見かけた時の「可愛くてとっつきやすそうだなあ」という印象で決めました。

そういうわけで要求パラメータを満たすために勉強コマンドをブンブンぶん回ししていきますが、どうにも好感度が上がらない。
これは体育祭でパン食い競争をやって守村君の好感度をあげようともくろんだら守村君の好感度が上がってなさすぎて葉月君が来た時の画像です。


たまにデートしても盛り上がらないしスキンシップも失敗する。
下校で一緒に帰ろうと誘っても断られるし、そもそもあまり遭遇しない(なんかやたら氷室先生と鉢合わせていた印象があります)。
要求パラメータはちゃんと上げてるのに、いわゆる「パラ萌え」現象が全く見受けられない。
この辺は初見の印象と違うガードの硬さにかなり焦りを感じながらプレイしていました。


そういうわけで一年目の誕生日プレゼントはもらいっぱぐれました。
しかし二学期の期末を終えた辺りでとうとう友好に入ったので、これはまあ誕生日を秋口の平日に設定してしまった私のミスですね。


普通から友好に変わるとテスト終わりにコメントをくれたり、下校時に誘ってくれたりするようになります。
守村君は普通→友好の変わりようが割と激しい。他の男子もこんな感じなんでしょうか。


この頃にはパラメータはおおむね足りていたので、以後デートを入れてスチルや会話を拾っていきつつ、修学旅行に間に合わせるため夏にデートをぶち込みまくって(そのせいで守村君が四週連続で寝不足になっていました。不憫だ)二年の二学期前ぐらいにはときめき状態に持っていくことができました。

しかし落ちてた手帳を開いた挙句、書いてあったポエムを廊下で読みふけるという最悪行為を主人公がやらかしたせいで有沢さんとVSモードに入ってしまいました。
有沢さん、ずっと放課後に遭遇していても無視したりとVSに入らないよう注意してはいたんですけど、気がついたら好感度が上がってしまっていた……。
これVSになる女友達の登場を避けられない場合は徹底して好感度下げる行動するか、とっととVSに突入するかしないとダメそうですねこれ。

このあと有沢さんと遊ぶコマンドを行楽の運勢がよほど悪い時以外はひたすら入れまくったら、半年ぐらいでVSは解除されました。

落とした手帳を廊下で読んでいたやつにこういうことを言える有沢さんはいい人です。このあと二回ぐらい模試誘ってくれたし。勉強アイテムくれたし。
でも実は期末テストの成績は主人公の方が上なのであった。

有沢さんのVS解除に手間取ったせいか、最後の合宿でも守村君の評価は芳しくありませんでした。
二年ぐらいからは結構ちゃんと部活出るようにしてたんですけどね……。
この、主人公を傷つけまいと懸命に配慮した言い回しをしてくるところがいじらしい。


からのこれだよ


大切にしてあげてねって有沢さんから言われてたじゃあないですか。
なんだこいつ。

その後、私(プレイヤー)がデートの約束先を忘れたせいで三回年末年始あたりをやり直したりはしましたが、攻略そのものに苦労することはなく、そのまま守村くんとハッピーエンドを迎えることができました。
以下は印象に残ったところのハイライトです。

スキンシップで顔の辺りを触ると、割と高い確率で高確率で眼鏡に干渉したということになります。
左→右にいくにつれ好感度が上がっていっているのですが、一番右のあしらい方、なんかもう守村君に眼鏡魔だと思われている可能性すらある。

しかしこのスキンシップ機能、積極的な男子相手ならともかく、守村君のような奥手な人がこんな風にグイグイくる女の子を果たして好いてくれるのだろうか……という感情はプレイ中ずっとついて回っていました。
色んなボイスが聞けるし、毎回同じようにタッチしても反応が様々で、プレイしてて楽しくはあるんですけどね。
なんというかアイマスのタッチ機能まわりに通ずるジレンマを感じます。

とはいえ合宿で特製料理をふるまって、この台詞をぶっこまれた時はさすがに「ここでスキンシップさせてくれ!!!!!」とは思いましたけどね。
奥手ではありますがたまにこういうのをぶっこんで来るのも守村君の魅力です。
スキンシップボイスも普段は照れ気味なのですが、ときおりものすごくリリカルに好意を伝えてくる時がある。声優さんの威力が炸裂しております。

スキンシップの話だと一回だけデート終わりに手をつないで帰ってくれたことがありました。
これは純粋に嬉しかったですね。
しかしこの時の追加会話が周回の都合上、全然色気のない話だったのが面白かったです。手をつないで歩くというカップル的行為をしながら一番無難な会話をしてる。


スチルイベントで一番好きだったのはこれですかね。
最後の主人公の感想が完全にプレイヤーとシンクロするところが良い。
守村君のイベントはほのぼのしたのが多くて癒されました。


とはいえ乙女ゲーの攻略対象らしく、それだけではない部分もあるのが守村君です。
追加会話やコスモスのイベントで家の事情の問題がほのめかされてからのこのイベントは、プレイヤーとしても守村君に感情移入してしまってつらくなりましたね。
余談ですがこのイベントまでは家デートに誘っていてくれてた守村君ですが、このイベント以降卒業まで一切家に誘われることはありませんでした。ときめき会話回収したかったんですけどね……。でもこんなことがあったらもう家誘いたくね~ってなる気持ちはめちゃくちゃよく分かります。ゲーム内の設定でそうなっているのか、たまたまだったのかは分かりませんがすごく人間的で良かったです。


守村君は物腰柔らかで成績優秀で、気遣いもできるまあ~いい子なんですけど同時に自分の気持ちについてすごい抑制的でもあるんですよね。三年目のクリスマスで主人公と二人きりという状況でも「あなたと『友達』になれてよかった」としか言えない。
なんというかどのボイスを聞いてても、滲み出る内心を抑えようする必死さを感じるんです。将来の話とかしてる時は特に。
そういう子が主人公と出会っていく中で、自宅イベント→ナイトパレードときめき会話→三年目園芸部イベント→ラストの告白で段階的に自分の意思を固めてくのが、すごい綺麗にストーリーとしてまとまっているなあと思いました。
でも今撮ったキャプ見返してたらナイトパレードときめき会話のやつを全部取り忘れてました。
クソバカすぎる……。

 

それはそれとして元日のおみくじで三年連続で大凶を引いてたのはすごかった。
そういう一貫性はいらないんだよ。
三年目はさすがに不憫だったので何回かリロードしなおしたのですが、主人公の運勢は変わっても守村君は一貫して大凶だったのでもうこれは仕方ないと諦めました。

蒼樹君ルートで拾った他キャラとのイベントでは、葉月君とのイベントが印象的でした。
「実は話すのは僕ばかり」と守村君は言いますが、主人公相手にも植物について話し込む外出イベントが二つあるし、海でナンパ相手にもバナナの知識を披露するし、わりとよく自分の好きなことを話しているイメージがあります。
もっと奔放に育っていたらところかまわず植物への愛を披露する男になっていたかもしれない。

ところでこのイベント、続きがあって

守村君中学の時そんな感じだったの!?
高校では色んなキャラクターとのイベントもあり、園芸部も頑張っているので孤独そうにしている印象はないのですが……。
家庭で何かがあったのが中学生の頃なのでしょうか。
少なくともゲーム本編ではこの辺はっきりと語られることがないだけに*2、色々と想像がかきたてられてしまいます。


そういうわけで守村君ルート、これにて完結です。
いやあ、大変良いシナリオでした!!
このゲームをプレイして一番最初に出会えたのがあなたでよかった。そういう気持ちです。


次はガラッと趣向を変えて体育会系の彼を攻略していく予定です!

*1:本家ときメモの方はRTAinJapanがきっかけでGSより先に知っていました

*2:もしかしたらゲーム外では関係者がこの辺の設定も話していたかもしれませんが