ときメモGSプレイログ⑤ 日比谷渉編

switch版で初めてときメモGSをプレイしてる人間の感想です。
今回は日比谷君編。以下ネタバレです。

 

というわけで日比谷君です。

他ルートの時でも毎回このスチルは目にしていたし、ルートによってはデートしなくても友好ぐらいまで好感度が上がっていたのでバレンタインに高級チョコを上げて反応を楽しんだりしていたのですが*1、それ以外のことは全然知らない状態からのスタートです。

さて、日比谷君は主人公の一学年下なので、一年目はパラメータ上げ以外やることが全くありません。
前回の蒼樹君ルートとあわせて、もうゲーム内時間でかれこれ四年ほどデートコマンドを使っていません。仮にも乙女ゲーをやっているのに……。
一体どうなっているんだ。

以下一年目にやっていたことです(興味のある人だけ読んでください)
ポップ部屋(初期友達:藤井さん)でスタート。
六月までは気配り・流行・魅力をメインで上げ、花椿先生が登場したらジェスでアルバイトを開始。
以後は主に学力・藤井さんと遊んで流行・魅力のどれかをやります(守村くんと有沢さんは出します)。
夏休みに入ったら学校がある間は使えない*2流行と芸術コマンドに全振りします。
二学期開始前後ぐらいで野球部に入部。
野球部は全運動系コマンドの中で唯一学力が下がりませんが、代わりに芸術・流行・魅力が下がってしまうのでそこをバイトのジェスで相殺する形です。
以後は野球部中心にコマンドを振りつつ、日比谷君が来るまで足りてない部分のパラメータを上げていきます。これらの合間にフリマなどで二年目以降に備え服やアクセサリーも準備しておきます。浴衣・ドレス・晴れ着はオールスルーしました。

そして二年目の四月。

ついに日比谷君登場。ここからが本編です。
というわけで早速デートに誘おうと思ったら、

まさかの初手ダブルデートという変化球になりました
しかしお互い「意中の男と距離を詰めたい」という目的は一致してますので、ここはノっていきましょう。

毎回アトラクションの同伴相手に日比谷君を選んでいるおかげで、有沢さんもニッコニコです。この乗る相手を確認する時の声色がめちゃくちゃ可愛いので皆さんもぜひ聞いてみてください。日比谷君はなんかぐったりしていますが……。


その後、画像のように日比谷君とも仲を深めていき、万事順調のように思えましたが


二年の野球部の夏合宿の評価がこんな感じだったのでここでやべっ……となりました。
日比谷君には野球部の全国大会で優勝すると見られるスチルがあるので、あと一年ほどでここから優勝できる状態にもっていけないとスチルコンプができません。
平日はほぼほぼクラブに割いていたので、やっぱ日曜に遊び惚けていたのが響いたかと思います。直近に攻略したのが理事長→蒼樹君と二人とも自分からデートに誘えないキャラクターだったので、「自分の行きたい場所に攻略対象を連れていって反応を見る」というときメモ本来のプレイスタイルを久々に日比谷君でできて、はしゃぎすぎてしまいました。日比谷君はデートできる期間が二年しかないから、予定を詰めないとときめき会話も拾えないし……。


とはいえここはスチルコンプのため、部活集中モードに切り替えます。日曜日も部活コマンド一択です。ごめん日比谷君!

それはそれとしてデートスチルは拾わせてもらうね!

期間限定でしか行けないところは行っておこうね!!

流石に日比谷君から誘ってくれた時は一緒にデートしちゃおうね!!!

あと爆弾は解除するね!!!!

結局全然日曜に部活コマンド使えてないぞ……。
大丈夫かこれ。

大丈夫でした

他のルートの時も思ったけど、ときめきハートパネルみたいな感じでどのくらいまで部活やったら大会優勝できたりクラブマスターになれるのかみたいなバロメーターが欲しいですね。ぼんやりとでもいいから。
でもギリギリまで優勝できるかどうか分からなかったからこそ、このイベントが見られた時は本当に嬉しかったです。日比谷君、よく頑張ったなあ~。スチルもイメチェンのやつを除けばこの時のが一番格好良くて好きですね。イメチェンのやつは、あれは反則だから……。

この後はハチャメチャな頻度でデートをしつつ、なんかパラメータの影響で色んな攻略対象の好感度が爆上がりしているのを見ながら*3、無事ハッピーエンドを迎えることができました。
日比谷君が全国大会に優勝したので、今度こそ体育大学に行こうかと思ったらなぜか選択肢すら出てきませんでした。調べたらDS版の頃からそういうバグがあるらしい。直してクレメンス。


以下は印象に残ったところのハイライトです。

日比谷君はルートを通じていい意味でプレイ前の印象を裏切られっぱなしでした。
この外見なのでもっと体育会系な感じかと思ったら、年下ワンコ系男子の王道ストレートでしたね。ちょっとした何気ないやりとりがかわい~んだ。日比谷君が遅刻してきた時の会話とかめちゃくちゃお気に入りです。


一方でこういうことをサラッと言えるスマートさもある。
あと追加デートの「男の子って普段どんな事考えてる?」って質問の時に、「それって男心が知りたいってヤツですか?」って返してきたのも印象的でした。これまでの攻略対象は皆「自分が何を考えているか」という回答の子ばかりだったので、ここで主人公の内心を当ててきたのはやるな~と感心させられました。


そんな感じで日比谷君はとっても素敵男子なのですが、主人公の方はどうにも日比谷君のことを「年下の後輩」としか認識してないんじゃないか?という感じの言動が多いのもこのルートの特徴です。
ナンパやキャッチセールスにも「子供」「弟」と言われているので、もしかしたら実年齢以上に子供っぽく見える顔立ちなのかもしれませんが、プレイヤーから見ると何ドヤってんだよ一個年下なだけじゃ~んとどうしても思ってしまいます。でも学生時代って、一学年違うだけでなぜかとんでもなく高い壁が立ちはだかってたよなあ……。


特に個人的にとんでもねえなと思ったのが、デートの帰り際に起こるこの会話イベントなのですが

フラグをバッキバキに叩き折るな

こういう「攻略対象が主人公に好意を伝えようとして、でも途中でくじける」みたいなイベントはどのルートでもあるんですけど、ここまで積極的に主人公がフラグをへし折りに来たのは日比谷君ルートが初めてだったのでプレイ中に絶叫してしまいました。日比谷君からしてみれば脈無し宣言されたも同然だろこれ。可哀想に……。

こんなことがあったので、一体主人公はいつから日比谷君のことを好きになるの?って思いながらプレイしてたんですけど、振り返ってみるとやっぱり三年目のクリスマスイベントがきっかけだったのかなあと思います。あそこで主人公を喜ばせようと頑張って、でも上手くいかなくて、涙する日比谷君を見て初めて「素直でいい子で遊びやすい後輩」の域を超えた感じがありました。
自分の場合はその後に映画館でのスチルイベントがあったので、「主人公が自分が日比谷君が好きなことに気づく」(クリスマス)→「主人公が日比谷君が自分のことを好きなことに気づく」(映画館)という流れで気持ちが固まったように見えてよかったです。ここのイベントは最後のご飯をおごる流れも上の会話イベントとちょうど対比になるように作ってあって見事ですね。


日比谷君ルートの主人公はお姉さんっぽいムーブを見せようとしてくることが多いんですけど、一方で抜けてるところも結構あるんですよね。
野球部員の日比谷君にバザーでサッカーボールを勧めるし。山に登ればどんぐりをあげようとするし。どんぐりて。
それをありがたく受け取る日比谷君も日比谷君ですが……。


主人公はエピローグで「わたしの王子様はまだまだ頼りないところもある」と言っていますが、画像のことに気づけている時点で日比谷君って十分成熟してると思うので、主人公がポンコツなことに気づくのも意外とすぐなんじゃないかなと思います。いや~付き合ったあとのあれそれが見たくなる二人です。
繰り返しになりますが、あんな脈無しなことを言われたあとでも最後に勇気を振り絞って教会の扉を開けた日比谷君は偉い。立派ですよ。


そういう訳で日比谷君ルート、これにて完結です!
実質攻略に使える時間は二年しかないというハンデをものともしないシナリオで大満足でした。
ところでこれ言われた時気づいたんだけど、主人公って日比谷君に修学旅行のお土産渡したんでしょうか?



次回は久々に同級生を攻略します!

*1:めちゃくちゃいいコメントをしてくれるのでオススメです

*2:攻略対象の出現を最小限に抑えるため

*3:ろくに課外授業に参加しなかった氷室先生の好感度が友好になったりしました。そんなことあるんだ