- 4連休中に開催される配信ライブのチケットを購入するなどしていた。4連休、木曜は今のところ出勤になりそうだし、時間がモロにバッティングしているライブもあったりするが、その辺のスケジュール調整に気を揉むことなく「まあアーカイブが生きてる間に視聴すればいいし……」と漫然とポチれるのが配信ライブの一番のメリットな気がする。
しかしここまで配信ライブが多いと、そろそろ家の音響環境をどうにかしたい。今まで有線イヤホンはどんだけ気を使ってても必ず半年以内で断線するし、ワイヤレスは自分の性格だとなくす・落っことす・肝心な時に充電を忘れてて使えない辺りのオチが待っていそうということで安い有線イヤホンしか使ってなかったんだけど、家で使う専用のやつでそろそろ高いイヤホンかヘッドホンに手を出したくなってきた。給付金もまだ余ってるし……。
という訳で色々見てはいるんだけど未だに決め手がなくて購入に踏み切れていない。とりあえず予算は5000円以上～1万前後ぐらいで考えてるけど、誰かおすすめの商品あったら教えてください。 - 明日から来週にかけてつらい仕事がある*1ので、精神を癒すためアマプラで「少女終末旅行」を見ていた。
私はこの作品が大好きだ。というか基本的に世界が滅亡している系のストーリーは大体好きになる。世界が滅亡しているという設定そのものが私の中では基礎点が高いので、それ以外の要素が多少肌に合わなくてもまあいいか!!世界……滅亡してるし!!!という気持ちにさせてくれる。
私が滅亡好きになったのは中学生の頃からだ。中学の図書館には廃墟の写真集や日本各地の廃墟を訪れたルポ本が書架の規模の割にはえらく充実してて、それらを図書館の隅っこで狂ったように何度も何度も読み返していたのを今でもよく覚えている。かの有名な軍艦島と出会ったのもこの頃だ。当時は今よりも更に人生が辛かったので、毎日毎日夜寝る前に朝起きたら日本中が軍艦島みたいな廃墟になっていて、自分を含めた人間がこの世界から全員いなくなっていますように……と思いながら眠りについていたのをよく覚えている*2。
滅亡は美しいが、滅亡の前にはそれまでの生活基盤が少しずつ壊れていき、人間がどんどん死ぬなり離散するなりして世の中がめちゃくちゃになるという前段階が必ずある。ちょうど今みたいな感じで。軍艦島も調べたら閉山した頃には国のエネルギー政策の影響という外部要因で島の住民を離島させることへの苦悩や、高齢化した鉱員の再就職口問題など色々な問題に翻弄されながら無人化し、今の『廃墟』になっていた。*3
という訳で、この先コロナウイルスが突然変異して致死率が跳ね上がるとかいうPlague Inc.みたいなイベントでも起こらない限り、このめちゃくちゃな世の中が続きこそすれ、世の中そのものが終わって滅亡が訪れることはないだろう……多分。でも自分が生きているこの世の中が、チトとユーリが終末旅行をしているあの世界と地続きな気がするだけでちょっと救われる気持ちになる。少なくとも自分はそんな感じだ。という訳で明日からもせいぜい旧世界の愚かなる人類の端くれとして存在するなどしておくか……。
