2020-06-14

  • 今日も「信じられないぐらいデザインにお金をかけなかった企業のホームページのトップ画面」みたいな粗雑な雨が一日中降ったり止んだりしていたせいか、なんだか精神の調子がよくない。こういう時に人間の話をすると自分の悪口か他人の悪口かのどっちかに収束しそうなので今日は餃子の話だけします。

  • 昨日の夕飯に餃子を食べて、今日の昼食に残りの餃子を食べた。
    餃子は好きだ。肉があって野菜があって皮の炭水化物があるから大体「全部」だし、肉料理だけどひき肉だからいっぱい食べても次の日胃腸が終わる確率が低い。私は基本的に消化器官がクソザコなので、大抵の肉料理は「お腹がはちきれるぐらい沢山食べたいけど、今ここでそれをしたら次の日に終わるから、ほどほどで終わりにする」という選択をしがちだけど、餃子だったらそこで躊躇いなく食べられる。それはすごく貴重なことだ。味ももちろんめちゃくちゃ好きだし。
    あと外食する時も餃子はいい。私は基本的に味覚が保守的なので、外で何か食べる時も「あらかじめ想定できる範囲の味」のメニューに行きがちなんだけど、そこんとこ餃子は最終的にタレの主成分の醤油の味に全てが収束していくので安心して注文することができる。「あらかじめ想定できる範囲の味」かどうかというのは外食チキン野郎にとっては重要で、例えばカレーとかは辛味具合や中に入ってる具、どれだけ油分の多いルーか辺りで意外と想定外のところに連れていかれることが多い。でも醤油をつけるメニューだったら最終的に醤油味がすることだけは事前に分かってるので注文前の気構えを減らすことが出来る。なんかめちゃくちゃ苦手な具とか入ってても醤油をドバドバかけて誤魔化しちゃえばいいし……。
    ちなみに同じ点心でも焼売は味のブレが餃子より大きいと思う。肉っぽさをゴリゴリに効かせてることもあるし、ふわっとした食感で小ぶりの、あくまでサブに徹するタイプの焼売もある。後者が来るんだろうなと思って前者を食べることになると結構動揺する。逆もまた然り。
    その点餃子はどこで食べても大体肉肉しいから頼もしいことこの上ない。にんにくの臭いとかの問題で今一つ野暮ったさが抜けない印象もあるけどそこも好きだ。それに臭い問題については、最終的に「じゃあアヒージョはどうなんだよ!!カタカナでごまかしてるけどにんにくの油煮だろーが!!!」とか言えば解決できるような気がする*1

  • そろそろ本当に何の話題も思い浮かばない日に苦し紛れに文章を生成するんじゃなくて普通に更新を休む勇気も必要なのかもしれないな。まあ仕事が忙しくなったら自動的にそうなりそうだけど……。

*1:実際こじゃれたバルみたいな店でよくワインとおすすめ♡みたいな感じでアヒージョのメニューが置いてあることって多いけど、すごい仲がいい間柄ならともかくまだあまり距離感を詰め切れない状態であれを頼むの結構勇気がいりませんか?