2020-06-30

  • 労働をやった。
    面談的なやつがあり、色々とつい本心を吐露してしまった。以前だとここで「こんなことを口走ってしまって他人にどう思われるか」などとくよくよしていたがもういい。どうせ職場の人手は足りてないのだしこのご時世で新人をどっかから引っ張ってくることも到底かなわないのだから、多少私の人間性がここの気風とミスマッチだからと言って即日クビにされることもないだろう。自分の内面を偽って精神がイカれるぐらいなら本音を小出しにして精神の健康を保っていた方が結果的に職場にも貢献できるはずだ……多分。まあとりあえず今はそう思っておくことにしよう……。

    matogrosso.jp

  • twitterで偶然見つけて読んだのだがめちゃくちゃ面白かった。
    1話の雰囲気やデフォルメの効いた可愛らしい絵柄で最初は誤解するが、何せダンピアが実際に書いた手記が元になった話なのでバンバン人は死ぬしシビアな展開がずっと続く。正直もっと写実的な絵柄だったら途中で読むのを断念してたかもしれないぐらいハードな話だけど、そんな中でも決して失われないダンピアの博識さや好奇心旺盛さが回を追うごとにどんどん輝いて見えてくる。
    ここ2話では一旦ダンピアの過去編とでもいう話になってるんだけど、ダンピアの前半生が今時のインテリだけど社会に馴染めない若者っぽく描写されてて思わずにやにやしてしまった。これどこまで出典元の手記をアレンジしてるんだろうな~。

  • よしながふみの「大奥」の18巻も発売になってたので買ってきて読んだ。
    ここ数巻は史実上の出来事が「大奥」の世界だとどうなるのかという描写にページ数が割かれていた気がしたが、18巻では家茂を失った和宮の心境や解体を間近に控えた大奥内の描写がメインになっていた。その分予想より大分慶喜の出番は少なかったけど……。次巻で終わりということなのでその時まで慶喜の内面描写は取っておいてあるのかな。
    しかし家茂と和宮、めっちゃ百合だったな~~~*1。「大奥」は女性間の関係性もがっつり描写してたのに百合好きの間であんまり話題になってなかったのが個人的には少し寂しい。「抱き合え」のコマで有名な綱吉も吉保との歪んだ上下関係の描写からのラストがすごい良かったのに……。

*1:知らない方のために念のため書いておくと「大奥」の家茂と和宮はどっちも女性で、和宮が自分を男性と偽って家茂と偽装結婚するんだけどやがて二人の間の関係性が変化していき……というのがここ数巻のあらすじだった