2020-06-26

  • 労働をやった。
    社内会議中に来月からは通常営業に戻ることを宣告されてしまった。まあ薄々そんな気はしてたけど……。
    私は就職してからというものの、人間関係*1によって負ったストレスを様々なコンテンツによって誤魔化す日々が続いてた。例えるなら「飢えと幻肢痛の苦痛をヒロポンで誤魔化す傷痍軍人」的な生活が続いてて、去年ぐらいからは実生活上で色々限界を感じる局面も増えてきた。
    コロナによって確かに娯楽の大部分は制限されたり、あるいは享受することができなくなったりしたけど、同時に自分の場合は労働も相当やらなくていいことになったため、この数か月間は一種の断食みたいな感じになっていた。だもんで今はこの日記を書き始めた頃より大分心身共に安らかになったと思う。まあちょっと働いたらまたすぐに希死念慮塗れになってベッドの中でうめいていてもおかしくないけど……。
    しかし自分の最大のストレス源が「他人と関わる機会」だということを改めて認識させられた数か月でもあった。元々向上心もないので、他人と関わらなければ自分の将来とかに何の焦りも怯えも発生しない。何か失敗をしでかしても、自分の家の中なら迷惑がかかる範囲が大抵自分で終わるから罪悪感や「なんとかしてリカバリーしなくては」という強迫観念にも囚われずに済む。以前読んだにゃるらさんのエッセイで、「無職に飽きると言い出す人間は、根底に社会性が存在し無に愛されていないだけ」という一文があったんだけど、私はどうやら一人でいることさえできれば無に愛されてる側の人間らしい。まあ他人と関わると途端に負の感情でパニックになってしまい、最終的に何かしがの怒られが発生してるんだけどね……。

  • バックトゥーザフューチャー3を見た。すごい面白かった……。この手の話って「過去は変えられないけど未来は自分の手で変えることが出来るからこそ尊いのだ」的な結論で終わりがちだけど、ドクは過去の人と結婚して子供作ってバキバキのデザインの蒸気機関車(浮く)でまたどっかの時代にタイムワープして終わるの、めっちゃかっこいい~~~。
    その一方でマーティはちゃんと煽られても軽率に挑発に乗らないという王道的な成長を遂げてるんだけど、でもその「煽られるとキレる癖」が2から急に発生してるのでどうにも面白くなっちゃうところも好きだ。あと大河ドラマの撮影エピソードで散々「生きてる馬が出てくるシーンは撮影がめっちゃ大変」という話を見てたので、馬が出てくるたびに人手と予算がかかってるね~!!と心の中で喝采を飛ばしていた。アメリカだと馬レンタル事情がまた違ってきたりするのだろうか?

*1:ここでいう人間関係とは世間一般的な意味ではなくて「周りにいっぱい人間がいてストレス」ぐらいの程度の低~いのを指しています