2020-06-21

  • 今日もひたすらやついフェスを見ていた。今日は休憩時間を最小限にして割と最初から最後までずっと画面に張り付いてたから結構目が疲れた。
    以下雑感。

  • 「トップページを更新すれば各配信ページがずらっと並んでてワンクリックで色んなアーティストの配信ページに飛べる」というのがとにかくめちゃくちゃ便利だった。他でもこういうオンラインフェスが増えるかもしれないけど*1、是非このトップページの形式は真似してほしい。

  • 関東地方以外のライブハウスと提携してたのも面白かった。地方のライブハウスの配信見て、知らないアーティスト名だなーってネットで検索したらその地域を中心に活動してるアーティストの人で、もし今回のやついフェスがなかったら多分一生知らないままだったんだろうな……ということが結構あったので、オンラインフェスの強みを見たなーと思った。
    あと2日目の沖縄Youtubeの面子がすごい豪華だな……と思って見てたら、配信会場の宜野湾ヒューマンステージが今日のやついフェスが最後のライブだったらしい。悲しいけど納得してしまった。

  • 色んなアーティストを見て、1日目で印象に残ったのは「YONA YONA WEEKENDERS」。元々事前に参加アーティスト一覧をぼーっと眺めてた時にちょっと気になってた。下に貼った動画はゴリゴリに今流行りのシティポップだけど、フェスの時はボーカルの人が一人で弾き語りをするスタイルだったので、音の印象は事前に聞いてたものとかなり違ったけどよかった。野外の公園で演奏してたのも、他の出演者との差別化になってていい演出だなーと思った。
    本番前、サウンドチェックがてらに「ああエキセントリック少年ボウイ」を歌ってたけど、あれ歌の上手い人が歌うとあんなにいいメロディーなんだね……。

  • 2日目は「馬喰町バンド」に持ってかれた感がある。毎年やついフェスに出てるらしいけど、見たのは今回が初めてだった。
    観客がいないライブって反応がないからやり辛いと思うんだけど、不利な環境を全く感じさせないパフォーマンスを見せてもらって痺れてしまった。配信サイトがコメントを拾いやすそうなニコ生だったのもよかったのかもしれない。ちょうど最近無観客ライブを配信してたらしくて、アーカイブがあれば是非見たかったんだけどなかった。無念。

  • twitterとかを見てるとエビ中のオタクが一際盛り上がってたので何だろうと思ってたら、長らくメンバーの一人が休止してて、今日のライブが久しぶりのフルメンバー体制でのライブだったらしい。おめでとうございます。

  • 現場補正なしで見るキケチャレが色んな意味で滅茶苦茶だったけど現場補正あってもこんな感じだったかもしれない。

  • 主催者のやついさんのインタビューで、フィジカルなフェスは客層が限定されることについて言及してくれてたのがすごい嬉しかった。自分のブログでもライブハウスに行ける人は元々限定されてるという話はしたけど、今のライブハウスが苦境に立たされて、皆現場の人に同情的になってる状況下で業界側の人が「今まではフェスに行きたくても行けない人がいたんだ」って言ってくれたのはすごいことだと思う。
    最大の課題は収益化だろうけど、実際どのぐらいの収支があったんだろう?クラウドファンディングは最終的に目標額の450%以上を達成したけど、そもそもこのクラウドファンディングが「イベントの中止費用の負債を軽減する」ってところから始まってて、オンラインフェスをやるための経費がどれぐらいかかったのかよく分かんないんだよな……。7月に振り返り番組をやるらしいので、その辺についても言及してくれると嬉しい。

    www.youtube.com

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*1:流石に配信サイトがバラバラなとこはそう多くなさそうだけど……